都心商業施設のレディス専門店で春物が本格的に売れ始めた。トレンチコートのほか、ボリュームスリーブや刺繍がポイントのブラウス、シャツドレスの動きが良く、今後も注目だ。
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売り場作りや接客に力を入れる店が目立つ。ショーウィンドーでカッティングシートを使った装飾を初めて試みたのは、アーバンリサーチ・ロッソグランフロント大阪店。今春のキーカラーのグリーンで彩り、シーズンテーマのメッセージも添えた。アイキャッチになり、入店動機にもなっている。今月の館のポイントアップ施策に向けては、DMやLINEで事前の来店を促し、商品の取り置きを増やして売り上げたい考えだ。
ローズバッド新宿店では、自社商品の強みを接客で的確に伝えることに取り組んでいる。販売員全員が他社の店舗をリサーチし、差別化できるポイントを再確認している。
ブランドらしい商品が受けている店は他にもあり、個性のある商品を接客でいかに伝えられるかがカギだ。