25年春夏の国内メーカーのレディスバッグは、合繊で作った軽いバッグが増えている。使い勝手の良さや機能性が重視されている。ボディーの形は引き続き、横長が主流だ。近年多く見られたスマホショルダーは、少しサイズが大きくなり、財布など小物も一緒に入る大きさに変わっている。
(吉野光太朗)
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デザインと機能
サマンサタバサジャパンリミテッドが「&シュエット」から出すショルダーバッグは、ポリエステル製で軽量。ショルダー部分に通したひもを引っ張ってくしゅくしゅと縮めてフリル調にしても使える。フラップ中央にもひもを通しており、結んでリボンにできる。色はブラック、ダークグレー、ホワイト。税込み8800円。
プリンセストラヤ「エスティーヌ」の「フェイバー」シリーズは、撥水(はっすい)加工をした軽量ナイロンをボディーに使い、表面にメッシュポケットを付けた。ボディーはひねったようなアシンメトリーなデザインで、スポーティーな印象だ。ハンドルには牛革を使いメリハリを付けた。ショルダーバッグやリュックサックもある。色はブラックとグレージュ。2万4200~4万1800円。