量販店向けレディスアパレルメーカーと取引先との商談がにぎわいを取り戻している。行動制限の緩和が理由。今秋冬は気温が下がりきらなかった影響で冬物の立ち上がりが遅く、春夏の商談に響いているところもあるが、着回しできる羽織り物や、目新しさのあるアイテムを揃え訴求する。中国でのコロナ感染者急増の影響も課題となってきた。
(小坂麻里子、森田桃子)
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名古屋で開かれた「シグマグループ展」(12月13~16日)の来場者は「想定通り。ほぼ19年に戻りつつある」とするところが多かった。「9月展と比較して来場は30%増。この間展示会中に行っていたウェブ商談も今回は行わない」(クロスプラス)など会場内がにぎわった。
防寒物不振もニットは好調
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