クラシコム(東京、青木耕平社長)は3月9日、ECサイト「北欧、暮らしの道具店」から、マザーハウス(東京、山口絵理子代表)のファッションブランド「エリコヤマグチ」と協業したブラウス「hope」(ホープ)を発売する。クラシコムの佐藤友子副社長が山口さんに打診し、協業が実現した。ホープは、重い責任を担いながらも軽やかに新たなチャレンジを続ける山口さんの姿勢に希望を抱いたこと、自分で見つけるささやかな希望から名付けた。
ブラウスは白のみで、マザーハウスのインド工房で職人が一着ずつ手作りした。生地は150番手の綿糸を使ったインドの織物カディ。アシンメトリーな前身頃で、左肩から下ろすコンシールファスナーで留めた布が大きく揺れるデザイン。そのドレープで、春風に包まれるような浮遊感を表現したという。腕を上げたり、しゃがんだりしても、下着が見えにくい丈で、肌も透けない。サイズはMとL。税込み1万9800円。
3月2日には東京・青山で発売記念のトークショーを行った。抽選した招待客で会場は満席。佐藤さんと山口さんが協業の経緯や互いについて語り合った。