紙・板紙の卸売業を国内外で手掛ける紙流通の総合企業、国際紙パルプ商事(東京)が、ファッション市場向けの新規事業に取り組んでいる。今夏から販売を始めた紙製フェイスカバーは、海外大手小売りに採用されるなど滑り出しは順調だ。
同社は世界的にサステナビリティー(持続可能性)への取り組みが加速するなか、ファッション市場向けに紙の新商品を開発している。フェイスカバーは、衣料品の試着の際に使うもの。素材にパルプを含み、従来の不織布製フェイスカバーと比較して「石油由来素材をおよそ70%削減できる」という。
2021/10/25 06:29 更新会員限定
紙・板紙の卸売業を国内外で手掛ける紙流通の総合企業、国際紙パルプ商事(東京)が、ファッション市場向けの新規事業に取り組んでいる。今夏から販売を始めた紙製フェイスカバーは、海外大手小売りに採用されるなど滑り出しは順調だ。
同社は世界的にサステナビリティー(持続可能性)への取り組みが加速するなか、ファッション市場向けに紙の新商品を開発している。フェイスカバーは、衣料品の試着の際に使うもの。素材にパルプを含み、従来の不織布製フェイスカバーと比較して「石油由来素材をおよそ70%削減できる」という。