アジア各国に縫製工場をもつ小島衣料(岐阜市、石黒崇社長)は、「今年いっぱいは活況が続く」(石黒社長)と受注が回復している。同社は中国のほか、バングラデシュ、ミャンマー、フィリピンに自社縫製工場がある。オールアイテム生産が可能なことから、ロット数や納期、工賃に応じて工場を使い分けているが、「どの工場もフル稼働している」。
(森田雄也)
中でも、ブラックフォーマルはコロナ禍以降、各社が作り込みを抑え、流通在庫が減少していることから、引き合いが強い。現状では新規工場の立ち上げなどは予定していないものの、どこの工場も余裕があるため、必要に応じて縫製ライン数を増やしたり、効率を高めるなどで増産に対応していく。
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