神戸コレクション、4月に名称変更 音楽軸に差別化

2020/02/13 06:25 更新


 02年に始まり、ガールズファッションイベントの先駆けとなった神戸コレクション(主催はMBS、ミューベンツ・ジャパン)が4月11、12日、名称を「グルービィ・デイ・プロデュースド・バイ・神戸コレクション」に変える。会場も変更する。ファッション中心だったコンテンツも音楽中心とし、2日間開催することでターゲットを分け、幅広い層を集客する。企画制作の神戸コレクション制作委員会は「神戸の街の活性化、にぎわい創出につなげたい」としている。

 今回、会場を神戸空港スカイマーク格納庫にする。これまで使ってきたワールド記念ホールが改修中で使えないためで、スカイマーク格納庫で飛行機関連以外のイベントは初めて。これまでは1万3000人前後を集客しており、今回は2日間で8000人の見通し。キャパシティーが減るなら通常使えない場所をと決めていたという。会場からは滑走路が見える。

 ターゲットは音楽、ファッション、フードなどライフスタイルの感度の高い女性とする。「音楽はライフスタイルに欠かせない重要なコンテンツでこれまでも要素にあったが、今回はそのボリューム感を逆転させるイメージ」とする。初日は「エキサイティング」をテーマとし、若年層を対象に友達と騒いで楽しめる内容とする。アーティストは「超特急」「原因は自分にある。」の出演が決まっている。2日目は「リラクシング」をテーマに、大人カジュアルというイメージで、音楽を聴きながらゆったり時間をすごしてもらう。清水翔太が出演する。両日とも18年間続けた神戸コレクションの蓄積を活用し、ファッションという要素があることで他の音楽フェスとの違いを出すという。ファッションショーは両日開くが、参加するブランドは現在のところ未定としている。

昨年9月に開いた「神戸コレクション」のショー


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