「Prada Invites」お披露目パーティー(宮沢香奈)

2019/05/15 06:00 更新


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一足先に日本では東京の青山店にて、プレス関係者へ向けたプレビューとトークショーが行われ、話題となった「Prada Invites」。ベルリンでは毎年恒例となった4月末に開催されるGallery Weekend期間中(特に関連はなし)に通称クーダムと呼ばれる高級ブティックエリアに位置するプラダショップにてお披露目パーティーが開催された。

「PRADA Invites」とはプラダのアイコンであるナイロン素材を使用したアイテムをクリエイターが手掛けるというコラボレーション企画であり、今回がその第二弾となる。

ちなみに、第一弾は、ロナン&エルワン・ブルレック、コンスタンティン・グルチッチ、ヘルツォーク&ド・ムーロン、レム・コールハースの男性クリエイター4名によってブラックナイロンを用いたアイテムが発表された。

第二弾となった今回は、世界的な女性建築家とのコラボレーションとなっており、建築ユニットSANAAの一人でもあり、金沢21世紀美術館を手掛けたことでも知られる妹島和世、家具デザイナーとしても有名なCini Boeri(チニ・ボエリ)、夫で建築家のリカルド・スコフィディオとともに活動しているElizabeth Diller(エリザベス・ディラー)といった第一線で活躍する一流建築家3名が名を連ねた。


久しぶりに参加したハイエンドなパーティーは、関係者や顧客によって華やかな空間が作られていた。ファッションシティーではないベルリンであっても世界の1%に当たるような生粋のドイツ人富裕層が住んでいることもあり、プラダのようなハイブランドのパーティーでは、ファッションウィークでは決して見れない本物のエレガントを多数見ることが出来た。

ケータリングも当然ながらビールではなく、シャンパンとパーティーに合わせたオリジナルカクテル、東京やNYをイメージしたという一口サイズのお菓子やバーガーが振舞われ、それらを嗜みながら話題のコラボレーションアイテムと店頭に並ぶシーズンコレクションをじっくり見させてもらった。

Cini Boeriの作品。必要に応じて大きさを変えられるというユニークなデザイン。.
Elizabeth Dillerの作品。洋服をカバーするガーメントからインスピレーションを得ている。
妹島和世の作品。3人の中で唯一色を使っており、淡いピンクやブルーのナイロンで作られたバッグたちは女性の持つ可愛らしさとポップアートがミックスしたようなデザイン。薄型のバッグがジッパーで3連に繋がっているデザインのものと、ネックピローのようにU字型になっており首に巻けるデザインの2種類。

「Prada Invites」の詳細や建築家へのインタビューなどはこちらから見れます。

https://www.prada.com/nz/en/pradasphere/special-projects/prada-invites-wwss19.html

バーチャルで絵を描くことが出来るゲームマシン?が設置されており、子供が大喜び。
バンクシー展にも似たようなマシンが導入されていたけれど、流行っているのはベルリンだけな気が、、、。

ファッションにおいてはストリートやクラブファッション以外は何年も変わらないといった印象のベルリンにおいても建築やプロダクトは優れた作品に巡り合うことが多い。そんな中で、日本人建築家が世界的地位を得て賞賛されていることに感動し、それをベルリンで観れたことが嬉しかった。自分もこの地でもっと頑張ろうと刺激をもらえた良い日となった。それと同時に、時折忘れてしまっているハイファッションへの関心も思い出させてもらった良い機会となった。


≫≫宮沢香奈の過去のレポートはこちら



長野県生まれ。文化服装学院ファッションビジネス科卒業。

セレクトショップのプレス、ブランドディレクターなどを経たのち、フリーランスとしてPR事業をスタートさせる。ファッションと音楽の二本を柱に独自のスタイルで実績を積みながら、ライターとしても執筆活動を開始する。ヨーロッパのフェスやローカルカルチャーの取材を行うなど海外へと活動の幅を広げ、2014年には東京からベルリンへと拠点を移す。現在、多くの媒体にて連載を持ち、ベルリンをはじめとするヨーロッパ各地の現地情報を伝えている。主な媒体に、Qetic、VOGUE、men’sFUDGE、繊研新聞、WWD Beautyなどがある。

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