京王百貨店、SPA型婦人服売り上げ倍増

2016/03/24 08:30 更新


 京王百貨店はSPA(製造小売業)型婦人服ブランド「ミ・デゥー」の15年度の売上高が前期比で倍増した。昨秋から他の百貨店への出店を本格化し、基幹店の新宿店の売り場を1・5倍に拡大したことが寄与した。16年度は2、3店を新規に外部出店し、7億5000万円規模に売上高を拡大する。地方・郊外百貨店のミセスゾーン活性化に結び付ける。

 同ブランドは14年春から、京王百貨店の新宿店、聖蹟桜ヶ丘店で販売をスタートした。百貨店と婦人服メーカーのノウハウを融合し、企画、生産から販売まで一貫した事業モデルを構築した。15年秋の博多大丸福岡天神店、名鉄百貨店本店、トキハわさだタウンなど5店(2月に退店1)に続き、16年3月に中合福島店に出店した。現在は8店。

週単位で新規商材を投入するMDサイクルで売り場の鮮度を高める(京王百貨店新宿店)

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