京王百貨店の婦人服PB「カピス」 モード感あるスタイル

2019/05/21 06:26 更新


 京王百貨店の婦人服の自社ブランド「カピス」は19年秋冬物で、異素材の切り替えやディテール変化でモード感のあるスタイルを見せる。ノンエージ、脱ベーシックを基本としたインポート感覚の大人服で、販路を広げる。

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 同ブランドは18年秋冬にスタートした。婦人アパレルメーカー出身の企画、営業、生産管理の専門人材を登用し、イージーケア、リラックス感のある仕様が特徴だ。素材や色の切り替え、ツーウェーのラップスカート、シャープからワイドのシルエット変化など、単品アイテムをトータルで揃える。平均価格は秋冬物で2万2000円で、リーズナブルな設定とする。

 個店や地方セレクトショップを中心に、一部百貨店の自主編集売り場で販売している。新規で6月27日に開業する沖縄県浦添市の大型SC「サンエー浦添西海岸パルコシティ」内のサンエー直営店に卸売りする。

 京王百貨店の子会社、エリートが企画、製造、販売する。百貨店に次ぐ新たな事業領域拡大の戦略の一環として、婦人アパレル事業を本格化する。

ノンエージ、脱ベーシックを基本としたインポート感覚の服を揃える


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