河瀬縫製(岐阜県瑞穂市、河瀬良隆社長)は創業50年を超える。元々、河瀬社長の母親が家内工業で受けていた縫製の仕事をなりわいとするために、父親が転職し、修業したのちに縫製業として創業した。36歳の時に跡を継いだ、現在の河瀬社長は2代目に当たる。
(森田雄也)
強みはアイテムの対応力。「要望を投げてもらえば出来る限り対応する」(河瀬社長)と話すように、コートやジャケット、シャツ・ブラウス、ワンピースといった布帛物を中心に全アイテムを縫える。パターンから分かるので、例えば、プリーツスカートでも、「ひだの数をこれくらいにしたい」といったブランド側の要望を踏まえて、型紙から提案できる。また、分業が盛んな岐阜で長年培ってきたネットワークをベースに、自社で完結できないアイテムであっても、信頼できる工場に仕事をつなぎ要望を実現する。
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