カワボウ、マーサ21に丸善を誘致

2015/05/16 05:00 更新


 カワボウ(岐阜市、川島政樹社長)はマーサ21SC(同)に7月中旬、大型書籍専門店「丸善岐阜店」を誘致する。2574平方㍍。4月から9月までの大規模な改装の一環で、食品や書籍、幅広い世代に向けたファッション提案などで「多機能型商業施設」を目指す。

 同SCは所有者のカワボウが、岐阜市正木町の本社に隣接する商業施設の運営からMD構築までを手掛ける単独型商業施設。核店舗はイオン。複数の大型SCが競合する岐阜市周辺にあって、文教地区の立地特性を生かし、「独自性のあるマーサのMD力で、価値の幅を創造する」(川島社長)考え。

 年間来場数は1000万人、7期連続で増収を記録している。15年2月期売上高は186億円(前期比0.5%増)。130店のうち6割を改装、9月の改装後は、「年間売り上げ200億円」を目指す。

 第2弾となる7月の改装に誘致する専門店の丸善は、東館と北館の各3階フロアに出店。岐阜県内では手に入りにくかった専門書からコミックまでを揃えた本格的な書店となる。第1弾は食の専門店ゾーン「マーサマルシェ」を開設、9月中旬にはファッション・雑貨関連で大型店を誘致、ミセスゾーンも改装しグランドオープンする。



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