軽井沢・プリンスSP、500億円に迫る

2016/04/13 06:24 更新


 軽井沢・プリンスショッピングプラザ(西武プロパティーズ運営)の16年3月期売上高は前期を50億円強上回る494億2000万円(前期比12・3%増)となった。初の500億円台には届かなかったものの、14年7月の7期増床以降、国内客とインバウンド(訪日外国人)が増えて売り上げを押し上げ、14年度に続いて好調を持続した。

 今期(17年3月期)は新たに独立店舗型免税手続きシステムを導入するなどインバウンド対策を充実し、「15年度並みを維持したい」としている。

 95年7月の開業から20年を経過、初年度(95年7月~96年3月)売上高9億円、レジ客数46万人からスタート。その後、7期にわたる増床(増床後の総店舗面積4万2000平方㍍)を経て、15年度にはレジ客数1014万人、売上高500億円近くまで成長した。

 国内有数のリゾート地、軽井沢で西武グループが打ち出す「プリンスグランドリゾート軽井沢」戦略の下、ホテルやゴルフ場、商業施設などを連動させたビジネススタイルが効果を発揮し、収益を押し上げている。

続きは繊研新聞で



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事