《業界団体トップに聞く》関西ファッション連合 市川政彦理事長 個性への支援が業界の活力に

2023/08/17 12:00 更新有料会員限定


市川理事長

 今年5月に第5代理事長に就任した。歴代の理事長は総合卸、アパレルメーカー経営者だったが、初めて専門商社からの選出となった。繊維・ファッションの流通段階を広く見渡せる知見に、強い期待が寄せられる。各組合員企業で培われたノウハウを尊重し、それぞれの個性を後押しすることが、業界の活気となると考える。

変化へのニーズつかむ

 ――理事長に就任して思うところは。

 何をすべきか手探りが続いています。これまで商社でしてきたことは、いかに利益をもたらすかと、事業を次世代につなぐ、今で言う持続可能性の追求でした。理事長として組合のかじを取るにあたり、各組合員の利益への支援はもちろんですが、関西ファッション連合(KanFA)自体は利益団体ではないので、発展のあり方を深く考える必要がありました。

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