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秋に初めての製品
瀬戸内海に面する中国・四国地方の繊維企業が参画する「瀬戸内コットンベルト」構想。シャツ専門店のメーカーズシャツ鎌倉が旗を振る大きな取り組みだ。上質な国産シャツを企画・販売する同社だが、原綿だけは輸入で「なんとか国内調達出来ないか模索していた」(佐野貴宏取締役)。そんな時に出会ったのが愛媛県今治市の農家。原綿作りに一定のめどがついたことから、瀬戸内沿岸にある紡績、織布、縫製の各企業を巻き込み、地域で完結させるコットンベルト構想につなげた。秋に初めての製品が店頭に並ぶ。