ジュン「ムウトアール」 代々木上原に半年間の期間限定店 出会い、つながるハブに

2023/10/31 06:28 更新


店舗外観。小田急線・東京メトロ千代田線の代々木上原駅から徒歩3分の好立地

 ジュンのDtoC(メーカー直販)ブランド「ムウトアール」は、東京・代々木上原に半年間の期間限定店「コモンストア」をオープンした。これまでオンライン販売を主販路に、2~3カ月に一度の頻度で期間限定店を開いてきたが、長期での出店は今回が初めて。「つながりや出会いを大切にするコミュニケーションハブ」として、フルラインナップを販売する。24年4月20日まで。

 売り場面積は23平方メートル。古着屋のようなこぢんまりとした空間にオリジナルの新作とビンテージアイテムをミックスして提案する。注目は、韓国発の「ロイヤル・シティ・パーク」やフットボールブランド「アンブロ」、名古屋の伝統工芸品「有松絞」の絞り染め技法を使った商品を提案するファクトリー「クノ」など、様々な企業との協業品だ。「ノグチカンサイ」の花器など、ライフスタイル雑貨も扱う。

新作とビンテージアイテムが分け隔てなく並ぶ
様々な企業との協業品が充実。オリジナルのトートバッグは、ブルーが同店限定色

 営業日は、土日と不定期の火曜日のみ。火曜日は主要顧客層の美容師の休日に配慮したもの。月に一度、オリジナルの刺繍サービスなど、イベントの実施も予定している。

 ブランドは、今秋冬でデビュー1周年。オリジナルのデニムアイテムとビンテージをミックスした個性的なスタイルが人気で、高感度な服好きや美容師など着実にファンを増やしている。今回の長期出店はトライアルで、「リアルのショッピングスペース」の反応を探る。なお、都内以外での短期の期間限定店は、継続して開催する。



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