JR長崎駅ビル、アミュプラザ長崎新館が今秋開業 既存施設と合わせ246店へ拡大

2023/07/04 06:29 更新


JR長崎駅ビルの外観。右手前がアミュプラザ長崎新館、左が同本館。右奥は長崎マリオットホテル(完成予想図)

 JR九州は6月29日、JR長崎駅周辺に23年秋の開業へ向け建設中の新駅ビルを含めた施設の名称を「JR長崎駅ビル」に決定し、施設概要を発表した。アミュプラザ長崎本館と長崎街道かもめ市場、JR九州ホテル長崎からなる既存部分に加え、増床により新たにアミュプラザ長崎新館、JR長崎駅ビル・オフィス、長崎マリオットホテルが誕生する。増床によりアミュプラザ長崎本・新館と長崎街道かもめ市場の3館合計で延べ床面積約8万4200平方メートル、営業面積約4万7900平方メートル。店舗数は合計で246店となる見込みだ。

 アミュプラザ長崎新館が延べ床面積約4万1000平方メートルで、商業ゾーンは地上1~4階と5階の一部。営業面積2万1700平方メートルに、九州初出店3店と長崎初出店39店を含め86店が入居する。5、6階には先進設備を導入したオフィスと屋上庭園を備えた長崎初のコワーキングスペース「Qラウンジナガサキ」、7~13階には客室207室を有する長崎マリオットホテル(24年初頭開業)が入る。

 商業ゾーンは、国際観光都市・長崎の玄関口として「にぎわいと交流の創出」を目指し、日常生活へ彩りや感動を提案し、新たなライフスタイルを生み出すテナントを集積した。

 主な店舗は、大型テナントとして「ユニクロ」「ジーユー」、「エディオン」(家電)、「ナムコ」(アミューズメント)を導入。また九州再進出の「フォーエバー21」のほか、「スーツスクエア」、「ベーシックアンドアクセント」(雑貨)が九州初出店する。

 ファッション分野の長崎初出店は「ジャーナルスタンダード」「アダム・エ・ロペ」「シップス」「タンディ・ミッカ」「バンヤードストーム」「マーコート」「ウサギ・オンラインストア」「ジェラートピケ」「セロシア」「インティミッシミ」「セオリー」「オンワードクローゼットセレクト」「オッシュマンズ」など。



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