「Jクオリティー・ファクトリーブランド・プロジェクト」、ピッティ・ウオモに出展 日本の匠の技術を発信

2023/01/26 11:30 更新会員限定


「ピッティ・ウオモ」の「Jクオリティー・ファクトリーブランド・プロジェクト」ブース

 【ミラノ=高橋恵通信員】日本アパレル・ファッション産業協会(JAFIC)は1月10~13日、イタリア、フィレンツェで開かれた「第103回ピッティ・イマージネ・ウオモ」に、「J∞QUALITY(Jクオリティー)・ファクトリーブランド・プロジェクト」を出展した。経済産業省・中小企業庁の「22年度ジャパンブランド育成支援事業」で、Jクオリティーをプラットフォームに、国内の認証ファクトリーが連携し日本の物作りを世界に発信するのが目的。デザイナーの中田優也氏がディレクションし、11社がファクトリーブランドを作り、統一された世界観を表現した。世界から一流バイヤーが訪れるメンズ見本市で、物作りの魅力をアピールした。主催するピッティ・イマージネのラファエロ・ナポレオーネCEO(最高経営責任者)は、「日本の出展者の創造性、真面目な物作り、誠実な精神に絶大な信頼を置いている。ピッティ・ウオモのクオリティーを語る時、日本は欠かせない要素であり、このプロジェクトにも期待している」と話す。

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