ジーンズカジュアル専門店の5月12日の定店観測は、夏物需要が高まり、ショートパンツやTシャツの動きが目立った。気温は上昇しているが、加工やデザインに特徴のあるジーンズ、インバウンドにも人気のジーンズブランドは、引き続き動いた。
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ゆったりショーツ人気
先月と比べ大きく加速したボトムがショートパンツだ。「昨年よりも早い動きになっている」というタイガースブラザースは、「グラミチ」のGショーツを中心に好調だった。天然素材よりも機能のあるナイロンのパッカブル仕様が人気で、シルエットは細めでないものの方が良い。「カラフルなものをはじめ、様々な色が売れている」という。
ロフトマン1981では、「スタジオニコルソン」の製品染めショートパンツが売れた。ゆったりしたシルエットや丈感が大きな特徴だ。一方で、「アワーレガシー」の加工ブラックジーンズが売れたほか、インバウンドにも人気の「オアスロウ」「ウエアハウス」のジーンズも安定している。
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