「6月は〝一枚着トップ〟として提案したいブラウスと定番のパンツを借りている」と米原リーダー
ジャヴァコーポレーションは今春、ES（従業員満足）施策として全ブランドの販売員を対象に店頭で着る〝仕事服〟の貸与を始めた。その条件に雇用形態での制限はない。
社内では、店頭で着る服を社員割引で購入するのが一般的だった。月に数万円を仕事服代に使うのは負担が大きく、販売職のネックとなっていると考え、貸与を始めた。
まずは「1カ月、1スタイリング」から貸し出している。着用後はクリーニングに出し、リユースする。気に入ったアイテムがあった場合、社員割引で買うこともできる。
4月に始まったばかりだが、販売員からは今後も続けてほしいとの声が上がる。「ロートレアモン」大丸梅田店のリーダー、米原ちひろさんは「普段あまり着ない組み合わせもしてみようと思うようになった。何よりも金銭面での負担が減り、周りでも喜びの声を聞く」と笑顔で話した。
