日本流行色協会は、新元号「令和」の決定を受けて2日、慶祝カラーとして「梅」「菫(すみれ)」「桜」の3色を発表した。
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日本の代表的な春の花にちなみ、「自然の美しさを愛でる穏やかな日々が未来永劫(えいごう)続くよう」願いを込めて選んだ。
梅の系統色名は、モデレート・パープリッシュ・ピンク、菫はダーク・パープル、桜はペール・パープリッシュ・ピンク。「トレンドとしても十分活用できる」ピンクからパープル系の色となった。
慶祝カラーは、同協会が59年に現在の天皇陛下のご成婚時に初めて発表し、当時のファッションだけでなく、様々な生活場面で使用されたという。93年の皇太子殿下ご成婚時にも発表した。