イズミがアダストリアと協業しレディス「シュカ」を開設

2022/09/16 06:27 更新


ゆめタウン広島にオープンした「シュカ」

 イズミは9月15日、ゆめタウン広島の直営衣料品売り場に、アダストリアと協業したレディス「シュカ」を開設した。商品編集から空間演出までをアダストリアが監修したもので、両者による発表会も同時に実施した。

 同ブランドは、イズミが直営の衣料品売り場に、30~40代の客層を取り戻すために導入したもの。「思うままにわたしらしく」をコンセプトに、気楽に気軽に簡単に選べる服を打ち出す。キルティングベスト(税込み5390円)と羽織りワンピース(4950円)など、1万円前後で楽しめるシンプルなカジュアルスタイルを提案する。

 協業は、「仕入れ体制がアイテム単位のタテ型で、トータルコーディネート提案が難しい」(沼本真輔イズミ執行役員ライフスタイル本部本部長)とするイズミが、中期経営計画でグッドコミュニティ共創カンパニーを掲げるアダストリアに、提案をしてスタート。「法人営業部が軸となり、社内の様々な部署やチームが連携して実現した」(木村治アダストリア社長)。

木村アダストリア社長(左)と沼本イズミ執行役員ライフスタイル本部本部長

 シュカは、9月中にイズミの46施設へ広げる。ゆめタウン広島のシュカは、「1坪(3.3平方メートル)当たりの売り上げで、通常の衣料品売り場の1.5倍は目指したい」(沼本氏)考え。「MDの修正力もアダストリアの強み。売れ行きや反応などをもとにした新しい提案もどんどん行いたい」(木村氏)と話した。

シュカの主な商品によるコーディネート


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