ヨーカ堂、“脱GMS”へPB発売

2015/09/25 08:52 更新


 イトーヨーカ堂はレディスPB「セットプルミエ」を発売した。グループのそごう・西武と商品を共同開発し、売り場作りや接客のノウハウも導入した。「GMS(総合小売業)を脱した売り場を作る」(八代孝一衣料新商品開発室統括マネジャー)狙い。ヨーカ堂138店、そごう・西武23店で扱い、初年度売り上げ目標は合計52億5000万円。

 同ブランドは食品などで上質を打ち出すグループのPB「セブンプレミアム」のファッション版。立ち上がりの15~16年秋冬は、綿のトレンチコート(税込み1万2000円)、二重織りのパンツ(5900円)、カシミヤのプルオーバー(9900円)など65品番を揃える。

 ヨーカ堂のレディスPB「ギャローリア」の一格上で同社オリジナルでは最上位。ターゲットの年齢層は限定しないが、「従来の顧客よりもやや若い層」を捉えることを想定する。



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