【上海支局】国際繊維機械見本市のITMAアジア+CITME(中国国際紡織機械展)が、11月19日から上海・国家会展中心で始まった。2年ぶりの開催で、中国含めたアジア各地からの来場が期待されている。初日はにぎわったものの、中国経済や輸出不振で「機械への投資は控えめで、来場者は以前より少ない」との声が聞かれた。
同展は2年に1度開かれているが、コロナ禍の影響で22年開催分が23年に持ち越された。さらに今年6月伊ミラノでITMAが開かれたばかりだが、6月は渡航ビザ関係で中国、インド、東南アジアからの来場が少なかったため、今展は23カ国・地域から1500社超が出展し、前回比約2割増と規模拡大した。