株式を公開するインナー、レッグウェア製造・卸の22年4~12月連結決算が出揃った。前年同期比では増収基調だが、第3四半期に入り減速傾向にある。食品をはじめとする物価上昇の影響が、実用衣料に影響を及ぼし始めたとの見方が強い。さらに、原燃料高や円安など様々なコストアップが響き、収益を大きく圧迫する。特別損失の計上や生産拠点の再編なども目立ち、全般的に厳しい決算となっている。
【関連記事】ワコールホールディングス 創業以来初の純損益赤字に
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!