日本政府観光局によると、11月の訪日外客数は318万7000人で、同月として過去最高を記録した。前年同月比で30.6%増、19年同月比で30.5%増だった。
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11月までの累計は3337万9900万人で、これまでの過去最高であった19年の年間累計を上回った。
航空便数が24年冬ダイヤで19年水準にまで回復し、先月に続いて紅葉シーズンで訪日需要が高まり、中国、韓国、台湾、米国などで前年同月に比べて増加したことが押し上げ要因となった。
1月からの累計では、23市場のうち韓国、香港、インドネシア、ベトナム、フランスが11月時点で過去最高を記録し、これまでに計16市場が過去最高を更新している。
東アジアは、韓国が19年同月比265.5%増の74万9500人となった。中国が27.3%減の54万6300人、台湾が24.6%増の48万8400人、香港が13.7%増の22万7100人だった。