10月の訪日外国人客数 過去最高の331万人

2024/11/21 17:00 更新NEW!


 日本政府観光局によると、10月の訪日外客数は331万2000人で、単月として過去最高を記録した。前年同月比で31.6%増、19年同月比で32.7%増となり、これまで最多だった24年7月の329万2600人を上回った。今年1~10月までの累計は3019万2600万人。統計開始以来、過去最速のペースで3000万人を突破した。

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 紅葉シーズンを迎え、多くの国・地域で訪日需要が高まった。シンガポール、米国などの増加や中国の回復が押し上げ要因となった。東アジアは韓国が19年同月比271.1%増の73万2100人、中国が20.2%減の58万2800人、台湾が15.8%増の47万8900人、香港が10.1%増の19万8800人。米国は81.6%増の27万8500人となった。

 1月からの累計では、豪州、メキシコ、ドイツ、イタリア、中東地域、台湾、フィリピン、インド、米国、カナダ、スペインが、10月時点ですでに年間の過去最高を更新している。



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