イメージ・マジックは東京都心で初となるプリント関連機器のショールーム兼デモセンターを地下鉄日本橋駅近くに開設した。DTF(ダイレクト・トゥ・フィルム)プリンターを中心に各機種を展示し、後処理などの付帯設備も提案する。
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ショールームは愛知県春日井市に次いで2カ所目。都内ではこれまで実機見学の際、板橋区にある工場の一角で見せてきたが、本生産の合間にサンプル作成するのが困難などで、アクセスのいい都心で独立したショールームを出したかったという。
柱のDTFプリンターは、インクジェット式のオンデマンドプリントで、対象素材を選ばず熱圧着で柄を乗せられる。従来の熱転写シートを使ったプリントで手間がかかったかす取り作業が不要なのもポイント。
同社のDTFプリンター「トランスジェット」はプリント、ホットメルトバインダーの付与、乾燥が一貫のプロセス。いずれも国産インクによる安定生産性が売り。
エントリーモデル「DTTS-302」は30センチ強のプリント幅に対応するコンパクトボディーで、新規導入やスモールビジネスをスタートする際に適している。フィルム幅60センチの「DTTS-600」は量産対応機。最新の「DTTS-602」は600の倍の4ヘッド搭載で、生産性は3倍近い。このほか、フィルムを自動でカットするフラットベッドカッター、各種熱転写機も展示する。
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