量販店のイズミ(広島市)の商業施設「ゆめタウン飯塚」(福岡県飯塚市)が7月29日グランドオープンする。福岡県内で同社が展開する大型店としては10店目(すべてゆめタウン業態)。ファッション・雑貨関連では福岡初出店の「グローバルワーク・スマイルシードストア」など約30店が入るほか、シネマコンプレックス「シネマサンシャイン」(福岡初)、最新のデジタル技術を使った次世代テーマパーク「リトルプラネット」、食物販など全100店が入る。
(高木慎二)
ゆめタウン飯塚は敷地面積約5万5200平方メートル。店舗は3階建てで3万500平方メートル。商圏人口を40万人としており、年間入館客数は600万人を見込む。福岡県内の東西南北エリア(行橋、博多、久留米、遠賀など)にはすでに大型店を出店しており、今回、念願だった県央・筑豊エリアへの出店で県内でのドミナント戦略が大きく前進する。「まずは交流拠点として(飯塚市含め)周辺4市町の人口を増やしたい」(山西泰明社長)としている。