7月展見どころ③メード・イン・ジャパン

2015/07/14 14:58 更新


 今回のJFWインターナショナル・ファッション・フェア(JFW‐IFF)では新たにメード・イン・ジャパンのブランドを集積したエリアが目玉の一つになる。インバウンド(訪日外国人)需要をはじめ、良い物を長く愛用したいという消費者が増える中、日本の高い技術と感性を生かしたブランドへの注目が高まっている。日本製の商品が多彩に紹介されるエリアには40社・団体を超える出展がある。ファクトリーブランドのほか、産地企業や地域ブランドも出展する。

 出展する企業の一つ、ジー・トランスのオリジナルブランド「ソンタク」は日本の工場とがっちり組んで作り上げるベーシックなメンズカジュアル。主力アイテムのシンプルなボタンダウンシャツは8800円と手ごろな価格設定も特徴だ。春夏に定評のある、洗える一枚仕立てのジャケットは、秋冬版でハリスツイードや刺し子タイプなどを出す。前回に続き出展するヴィレッジは自社の職人による男臭い革財布からビジネス向けの上質なバッグ、マニアックな革製ペンケースなどを提案する。当日は数人の職人による実演会もする。

 また、日本ファッション産業協議会による純正国産表示制度「J∞QUALITY(Jクオリティー)商品認証事業」のPRブースを設ける。認証第1号商品となる三陽商会が自社工場で生産した「100年コート」なども独自ブースでアピールする。

メード・イン・ジャパンブランドエリア企画とは?



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