ICB、昨年から好調なワケ

2016/03/18 06:32 更新


 オンワード樫山はレディスブランド「ICB」が昨年から好調だ。15年9月~16年2月の売り上げは前年同期比4%増。とくにプロパー販売は2ケタ増と伸びが目立つ。ニット、カットソーのアウターが売れたほか、ブランドの強みであるスーツも安定して伸びている。

 昨秋冬商戦のリード役はコーディガンなどニット、カットソーのアウターだ。最終盤まで売れ、春物でも勢いが続く。色などで新鮮さを加え、売れ行きを維持した。

 従来、ニットアイテムの中心価格はプルオーバーの1万6000円だったが、2万円台後半を中心とするアウターが売れたため、平均単価は2万円前後に上がった。これまでは11月以降はコートの販売時期としてニット、カットソーの供給が弱くなっていたが、それを改め、コートを絞ってニット、カットソーの投入を継続したことが寄与した。

続きは繊研新聞で

 



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