スポーツ業界で新競技「ハイロックス」が注目されている。ランニングとワークアウトをミックスしたインドアレースで、競技者と観客が一体になって熱狂的な空間を生み出している。幕張メッセで開かれた千葉大会を取材した。
(杉江潤平)
総合的な体力問う
「よいしょ!」「がんばれー!」。ボートをこぐ動きのトレーニング器具、ローイングマシンを使ったワークアウトでは、選手の間近で観客が選手を応援していた。レースの中盤で競技者は体力的にしんどい時、観客に手を挙げて応えて、応援を力に変えていた。


ハイロックスは近年、世界各地で開催されるようになったフィットネスレースだ。1キロの周回コースを走ったあと、1種類のワークアウトをこなし、また1キロを走る。ワークアウトは全部で8種類。ノルディックスキーのポーリング(ストックを突く)動作を再現した「スキーエルゴ」、重りを載せたそりを50メートル押し進める「スレッド」、両手にケトルベルを持って姿勢を維持したまま歩く「ファーマーズキャリー」などハードなものばかり。持久力と筋力、瞬発力、体幹など総合的なフィットネス能力が試される耐久レースだ。
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