エスエスケイはデンマークのスポーツブランド「ヒュンメル」の今期(23年6月期)売上高が前期比20%増となる見込みだ。来期も20%の増収を目指す。「ブランド誕生100周年でもあり、ブランドミッションの〝チェンジ・ザ・ワールド・スルー・スポーツ〟を掲げ、マーケティング投資を増やしていく」(南剛ヒュンメル事業部長)考えだ。
(小田茂)
今期は主力のサッカーのアパレルやスパイク、ハンドボールシューズが好調だった。サッカーではSKU(在庫最小管理単位)を広げ、トップやミドラーアイテムを増やしたほか、キッズ関連も健闘した。23年シーズンからサポートを開始したサッカーJ1リーグ「ガンバ大阪」によるブランドの認知向上効果も出た。サッカースパイクは日本企画による軽量でワイドな仕様が支持されており、12月にも新モデルの発表を予定している。