ヒューゴボスは、「ボス」と「ヒューゴ」の両ブランドでセレブリティーを起用したグローバルキャンペーンを実施する。同時にロゴの刷新などリブランディングも始動した。
(大竹清臣)
ボスとヒューゴが掲げる成長戦略に基づき、より若く、よりグローバルな層に焦点を当てた、新しくモダンなブランドへと生まれ変わった。コレクションのデザイン全体、ストアコンセプト、そしてオムニチャネルのブランド体験は、卓越した着こなしというブランドコードは変わらず、より遊び心のある、よりカジュアルな美学を中心に据える予定だ。
これによって、新しく、より若い層にブランドのファンになってもらうことが目標。この二つのキャンペーンは「ブランドを身近に感じてもらい、今後数年間で世界のトップ100ブランドになるという目標を達成するための重要なステップ」とダニエル・グリーダーCEO(最高経営責任者)。
ウェブサイトも刷新され、ファンへ魅力的な体験を提供する。より多くの画像、動画、そして記憶に残るコンテンツを見てもらうことで新商品に触れる機会が増え、より楽しく、より深いショッピング体験をしてもらえる。また、サイトがより使いやすくなったことで利用者の増加が想定され、今年はより多くのデジタル・オムニチャネルサービスを提供する予定で、さらなるEC事業の成長を見込んでいる。
同キャンペーンには、トップモデルのケンダル・ジェンナー、ヘイリー・ビーバー、ジョアン・スモールズ、また世界的に有名なアメリカのラッパーのフューチャー、「TikTok」スターのカビー・ラメ、韓国の歌手・俳優のイ・ミンホ、イギリスのプロボクサー、アンソニー・ジョシュア、イタリアのテニスチャンピオン、マッテオ・ベレティーニ、ドイツ陸上選手のアリカ・シュミットを起用している。
合わせて、ボスはカビー・ラメとの複数年にわたるパートナーシップを発表。アンバサダー契約の範囲を共同デザインのカプセルコレクションを含む内容へと拡大した。