「ホノボノ」 歩きやすくて形のきれいな日本製の靴

2024/12/26 13:00 更新NEW!


左から「ムーンスター」「ニーニョ」「粋」「ヘップ」。普段履きとして1万円~2万円台半ばの価格帯も大事な要素だ

 「ホノボノ」は、東京都文京区の本郷通りに面したライフスタイル雑貨とアパレル製品のセレクトショップ。生活圏内で暮らしを彩るアイテムが揃い、平日も11時オープンから地元在住者が利用する。週末は、徒歩2分の庭園・六義園の散策がてら立ち寄る観光客が加わってにぎわう。そのなかで一定の需要があるのが靴だ。

 主力のラインナップは、「ムーンスター」の久留米工場で生産するモデル、浅草を拠点にベビーシューズから始めた「ニーニョ」、神戸の熟練職人が作る「粋」、奈良県の川東履物商店のサンダル「HEP」(ヘップ)の日本製の4ブランド。仕入れのポイントは「歩きやすく、楽に履ける。柔らかな履き心地、形がきれい」。これらを満たす靴は「探しても、お店ではなかなか見つけられないと感じている方は多いです」と青木由紀子代表は話す。ECで売っていても「履き心地を確かめたい」のが消費者心理だ。

 以前はインポートの革靴が売れていたが、「この数年は日本製の履き心地の良さが好まれる」。加えて「取引先が修理に対応してくれるのでアフターフォローできることが大きなメリット」という。

関連キーワード専門店



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事