アパレル向けが堅調
――23年1月期は。
売上高が横ばい。数量は10%ほど減りましたが、より付加価値の高いものが売れたり、在庫と仕入れのコントロールがうまくいき、利益面では増益を確保しました。保管コストの削減といった要素も大きかったですね。在庫はプリント前の生機を戦略的に増やしました。現状として生機がひっぱくしているわけではありませんが、生機を持っておくことでニーズに柔軟に対応できます。
クラフト向けなどの切り売りビジネスは苦戦しましたが、レディス、メンズともにアパレル向けが底堅く、輸出も円安効果で増益となりました。リバティジャパンと協業した服地のストック販売も堅調で、柄数が拡大しています。
――課題は。