H&M 古着回収サービスのクーポンを紙からデジタルへ

2021/12/17 11:00 更新


回収のプロセスでもサステイナビリティーに配慮する

 H&Mは日本国内の全店で実施している古着回収サービスのクーポンを紙製からデジタルに移行する。12月31日で紙のクーポン配布を終了、22年1月からは「H&Mメンバー」登録の上、デジタルクーポンを付与する。

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 循環型の商売の仕組み作りに向け、店頭での古着回収を行っている。回収した衣類は300以上の基準に沿って仕分けし、「リウェア」「リユース」「リサイクル」「エネルギー」として使われる。廃棄は一切しない。

 日本でも回収サービスを13年から開始し、20年度末までに累計5653トンの古着を回収した。古着を持ってきた客には1袋につき、次回の3000円以上の買物で利用できる500円オフクーポンを渡している。クーポン配布を紙からデジタルに切り替えることで、紙の使用を抑え、よりサステイナブル(持続可能)な手法で古着を回収する狙いがある。

紙のクーポンをデジタル化し、よりサステイナブルな回収の仕組みにしていく

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