「ひつじサミット尾州」開催 初の市民参加のワークショップ

2026/09/16 06:27 更新NEW!


音や匂いなど五感で工場見学を楽しんだ

 尾州産地で毎年開かれる産業観光イベント「ひつじサミット尾州」は8月、初めて市民参加型のワークショップを開催した。

 企画したのは同実行委員会に加わった中原ニットの中原誌公さんと花井利の大榎陸斗さん。中原さんは「県外から尾州産地を知った時にすごいと感じた経験がある」とし、改めて「産地と人を撚(よ)り合わせたい」思いから企画した。

 染色整理の艶清興業とテキスタイルメーカーの三星毛糸を会場にして2日間行われた。参加者はグループに分かれ尾州のイメージを共有し、工場を見学。見学中に感じたことを書き出し、尾州の未来を考えた。2日とも30人以上が参加し「予想以上のにぎわい」となった。

 初日に参加した女性は「尾州を応援しており、毎年ひつじサミット尾州を楽しみにしている」と話す。艶清興業に行ったことがなかったため今回のワークショップに参加。「工場が広くてびっくりした。グループのみんなと盛り上がれて楽しい」と笑う。

 アパレルブランドを立ち上げる準備をしているという男性も「工場見学が好き」。関係者を通じて参加し、物作りの現場でモチベーションを高めていた。

 実行委員長の中隆毛織木村将之専務は「物は人の目、手、耳を使って作られている。尾州はまだまだ可能性がある。それを伝えるのが役目だと思っている」とあいさつした。



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