「エルメス」22年春夏展示会 ユーモアあふれるバッグやジュエリー

2021/10/25 11:00 更新


ⒸCHLOE LE RESTE

 「エルメス」が小物、ジュエリー、ホームの22年春夏展示会を開いた。エアリーでドリーミーな演出の中で、エルメスのエスプリと歴史を伝えるユーモアな新作をふわっとインスタレーションした。馬具から着想を得たハンドルのバッグ「マキシモール」、今にも滑り出しそうなバッグ「ボリード・スケート」。リング「エルメス・シャンドラ」は、ローズゴールドとダイヤモンドのHをかたどったアームに、ローズオパールが砂糖菓子のようにセッティングされている。

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 ケリーバックのハンドルが付けられた「プティアッシュコレクション」の陶器は、エルメスと同じ1837年創業の製陶工房の仏「ラヴェル」のハンドメイドだ。二つのメゾンのサヴォワールフェール(匠の技)が奏でる生活オブジェとなった。

バッグ「ボリード・スケート」ⒸHERMES
リング「エルメス・シャンドラ」ⒸHERMES

(パリ=松井孝予通信員)




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