ⒸJean-Marie Binet
仏メゾン「エルメス」は、20年春にデビューしたメイクアップコレクション「ルージュ・エルメス」に続く第2弾「ローズ・エルメス」を発表した。八つのニュアンスのチークとそのアクセサリー、そして唇を淡いピンクのベールで潤す3カラーのリップスティック。チークとリップのケースは、リフィル式で繰り返し使用できる。
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新アイテムのチークは、「カレ」のシルクの肌触りと輝きをミネラルパウダーにした。アルニカ、サンダルウッド、グリーンティーのほのかな香りとともに、水彩のようなローズカラーが生き生きした表情を頬に与える。円形のホワイトのケースにはゴールドのエルメスのエクスリブリス（蔵書票）が施され、内側のブラックのパーツがパウダーのバラ色を演出する。
ヤギの毛を使用したラッカー仕上げの木製ハンドメイドのチークブラシ「パンソー・ファー・ア・ジュ」が、メイクのジェストに気品を醸す。同ブラシとラベル用「ノマド」とパウダーチークのためのレザー製ケース「ポメット」は、ショルダーストラップ付きでポーチとしても使える。4月14日に発売。
（パリ＝松井孝予通信員）
