履物工場が観光スポットに挑戦——ユニセックスサンダルブランド「ヘップ」を販売する川東履物商店(奈良県大和高田市)は、本社にある建物をリノベーションし、新拠点とする「ヘップランド」を完成した。初の直営店をはじめ、ギャラリー、水洗トイレなどを新設。「奈良が履物産地だったストーリーも感じてもらい、履物作りに携わる人にもっと誇りを持ってもらえるような場所を目指した。履物工場でもこんな場所を作れることを見て欲しい」(川東宗時代表)と話す。
(小畔能貴)
懐かしいけど新しい
ブランドは20年にスタート。17年に実家に戻ってきた川東さんが、地元で数多く生産されていたヘップサンダルを、「今のライフスタイルに合わせたデザインにし、もう一度国産で提案したい」と実現したものだ。
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