平和マネキン、被災店舗の復旧支援を仕組み化 什器レンタルの機能生かす

2024/04/12 06:25 更新


これまでの災害でも早期の復旧につなげてきた

 平和マネキンは「災害復興プロジェクト」を立ち上げた。東日本大震災、能登半島地震などで積み上げてきた経験に基づいた、被災地の店舗の迅速な復旧支援を仕組み化し、企業の機能を生かした社会貢献につなげる。

 同社の豊富な在庫と、スピーディーに要望に応えられる什器レンタルの機能、47都道府県をカバーする営業所を持っているインフラを生かす。被災した店舗に無償交換を含めて什器を提供、仮設売り場の設置などにより早期の営業再開につなげ、地域経済や暮らしへの打撃を軽減する。

 能登半島地震の際には本社の支援を受けた金沢営業所が自治体、商業施設、小売店に駆けつけ、営業再開に向けて対応している。地震のほか台風などの自然災害が避けられない日本で、「平和マネキンとしてできることは何か」を考え、機能・経験を生かしたプロジェクトを組成することにした。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事