グンゼ、「リーマン以来」の増収増益

2015/11/10 06:33 更新


 グンゼは15年9月中間期連結決算でアパレル事業セグメントの売上高が前年同期比3・5%増の334億7500万円、営業利益が17・2%増の9億5200万円となり、「リーマンショック以来」となる増収増益となった。この間の構造改善の効果が数字に表れた形で、下期も堅調な推移を予想している。上期はメンズインナーの売上高が119億円(横ばい)、レディスインナーが56億円(5%増)、レッグウエアが103億円(5%増)。

 メンズインナーは課題だったシニア向け「快適工房」のリニューアル効果などで底打ちし、レディスインナーでは、スキンケア発想の「キレイラボ」の無縫製商品や肌側を綿で仕上げたブラジャーなどが好調だった。ライトスポーツインナーの新ライン「トゥシェアクティバランス」も貢献した。

 レッグウエアは好調を持続。プレーンストッキングの堅調に加え、レギンスやフットカバーなどの周辺アイテムが伸びた。日本品質を売り物にした「サブリナ極上のはき心地」などの新商品も健闘した。

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