ジーユー、ユニクロとの複合店増やす 家族客に好評で

2020/03/30 06:28 更新会員限定


 ジーユーは、「ジーユー」と「ユニクロ」の複合店を増やしている。VMDで新たな試みも始めた。19年は、ジーユーとユニクロが商業施設内の同フロアに併設し、双方を回遊できる店を四つ開いた。一つの店で両方の商品が見られるなど、特に家族客から好評という。VMDは畳み陳列を増やすことで客の購買機会ロスを防ぎながらも、ファッション性の演出・訴求に努めている。

(友森克樹)

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 複合店は初めてではないが、昨年から数を増やしてきた。19年春に3店、秋に1店を開いた。出店施設は全てイオンモール(名取、広島府中、むさし村山、福岡)で、売り場面積は最大の福岡店が2280平方メートル、最小の名取店が1158平方メートル。

 同社はこれまでも、両業態は競合しない、相乗効果を発揮すると主張してきた。複合店も同様で「一つの店でそれぞれの商品が見られるため、お客様に『ユニクロで買えばよかった』、あるいはその逆の思いをさせてしまうことがなく、満足度の向上につながっている」(小倉慎司取締役日本事業CEO=最高経営責任者)という。

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