グラウンド 新ピッキングロボをR&Dセンターで実験

2019/08/30 06:28 更新


 AI(人工知能)やロボットを利用した物流ソリューションを提供するグラウンド(東京)は、同社のR&Dセンター「プレイグラウンド」に、ロボットピッキングソリューション「スーパーピック」を設置した。日本国内の物流施設で最適な稼働ができるようにするため、作業オペレーションを交えた多面的なシミュレーション実験を行う。

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 スーパーピックは米国ソフト・ロボティクスが独自開発したもので、グラウンドが日本国内での独占販売権を有している。重さ・形・素材が異なる様々な物を、傷つけることなく、人間の手のような高い精度とスピードでピッキングできる。

 物品の外形を把握するカメラ、独自開発されたアルゴリズム、特許取得のピッキングハンドがこれを可能にした。

 また人の介在と事前の情報入力を最小にする設計で、必要な情報を自律的に蓄積・適正化し学習する。

人間の手のような高い精度とスピードでピッキングできる


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