ゴールドウイン「ヘリーハンセン」、NTTドコモと協業 118番周知の商品を立ち上げ

2024/07/01 17:00 更新


Tシャツの贈呈式に参加した古賀淳史ヘリーハンセン事業部長(左から2番目)

 ゴールドウインの「ヘリーハンセン」はNTTドコモと協業し、海上保安庁の緊急通報用電話番号の118番の周知を目的としたカプセルコレクション「118」(イチイチハチ)を立ち上げた。

 7月1日には片瀬西浜・鵠沼海水浴場(神奈川県藤沢市)に118のTシャツを贈った。贈呈したTシャツは非売品。118の数字とその周波数の波形に着想したロゴをNTTドコモがデザインし、ゴールドウインが製品化した。素材には石垣島で回収したペットボトルを再利用している。ライフセイバーなどが着用するため、吸汗速乾などの機能も持たせた。

片瀬西浜・鵠沼海水浴場へ贈呈したTシャツ

 水辺のスポーツ用品・アパレルを得意とする同ブランドは、これまで海の環境保護、安全への啓発活動を強化してきた。今回の協業もその一環。9月ごろからパーカ、防水ジャケット、トートバッグなどの販売を予定している。

 古賀淳史ヘリーハンセン事業部長は「環境と安全の2軸で各地のフィールドとの連携を強化し、マリンスポーツとブランドの周知をしていく」と話した。

ライフセイバーがTシャツを着用し海の安全を守る


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