ギャラリー・ラファイエット セカンドハンドの売り場を開設

2021/11/30 11:00 更新


(リ)ストア

 仏ギャラリー・ラファイエット(GL)がパリ本店4階レディスファッションに、600平方メートルの「(リ)ストア」を開設した。18年に立ち上げたサステイナビリティー(持続可能性)のマニフェスト「ゴー・フォー・グッド」の一環。変化する消費を反映し、リニュー、リセール、リサイクルの三つのRをコンセプトにする。

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 (リ)ストアが最も力を入れるのは、ビンテージファッションだ。セカンドハンド(中古品)専門7社がショップインを展開する。ラグジュアリーブランドのモノグラム商品を扱う「モノグラム」から、70年代のファッションに「ルリック」、日本の古着を得意とする「カルチャー・ビンテージ」まで幅広く揃う。

 カウンター式のショーケースには、メイド・イン・フランスや社会・環境を考慮した責任ある消費に向けた商品が並ぶ。

 GLは自社の数ブランドのコレクションでもサステイナビリティー化を推進している。全体の65%がオーガニックコットン、環境負担を考慮したウール、リサイクル合繊、植物タンニンなめしを使用しているという。

(パリ=松井孝予通信員)



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