大阪市内で開催された機能性繊維フェアでは、環境に配慮した素材や技術と並んで、快適をうたった素材の提案も目立った。
【関連記事】《機能性繊維フェア2023報告㊤》資源有効利用の発想で開発 生分解やバイオマス原料も
汚れの除去に特化
昨今、吸水速乾や抗菌消臭、ストレッチなど快適な機能を訴求するファッション商品が一段と増えてきた。衛生面についてはコロナ禍を経験した影響が大きいだろう。そのほか、猛暑や豪雨など気候に関するストレスや日々の疲労に対してのケアという暮らしを取り巻く様々な観点で〝快適〟は実需に結び付くキーワードになっている。