福助は23年秋、新ブランド「ドットフクスケ・バイ・フクマツ」を発売する。現在、直営店オリジナルブランド「ドットフクスケ」があるが、ドットフクスケ・バイ・フクマツはワンランク上の高感度デザインとし、百貨店での販売も予定する。ブランド名のフクマツは創業者の辻本福松に由来する。
ブランドのコンセプトは「ハッピーディパーチャー」。お気に入りの素敵な靴下をはいて、楽しい気分で出かけるシーンをイメージする。ターゲットは「18歳から100歳のオシャレ地球人」とし、エイジフリー、シーズンフリー、ジェンダーフリーを掲げる。テーマカラーをハッピーな気分にさせる「ディパーチャーピンク」に設定し、無地はあえてピンクの濃淡のグラデーション6色に絞った。
そのほか、多色使いのチェックやフィッシュネットとのコンビネーション、シアーハイソックス、アームカバーにもなるトウレスソックスなどがあり、遊び心とこだわりをつめた15品番を揃える。平均価格は2400円台。
外出機会が増え、おしゃれをして出かけたいという気持ちを後押しするブランドとして期待する。立ち上がり予定は8月で、スタート時は百貨店15店程度での展開を目指しており、直営店、自社ECでも販売する。