【パリ=松井孝予通信員】フランスのマクロン大統領は11月24日、国内の新型コロナウイルス感染第2波がピークを超えたとして、10月末からの都市封鎖の緩和措置を発表した。
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緩和は3段階で進められる。12月15日に感染者数が1日3000人を下回っていれば、都市封鎖を夜間外出制限に切り替える。第1段階として、閉鎖されていた生活必需品以外の小売店の再開が、今月28日から許可される。営業時の衛生プロトコル(規定)は今後の話し合いで再強化される。最重要課題だった27日のブラックフライデーは、小売店主要連盟と政府が協議の結果、来月4日に延期された。